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イタリアで画期的な動物保護法が成立。「命」としての権利を認める大きな一歩

日本では法律的に、動物は『モノ』扱いであり、未だ動物虐待のニュースは絶えることなく、Youtubeでの虐待動画など後を経たない状況が続いています。


そんな中、イタリアでは、ヨーロッパでも最大級の厳しさを誇る新しい動物保護法(通称:ブランビッラ法)が可決されました。この法律は、動物虐待に対して国が「一切の妥協をしない」という強い姿勢を示したことで、世界中から注目を集めています。


今回の法改正で最も画期的なのは、動物を「単なる所有物(モノ)」ではなく、「感情や感受性のある存在(センチエント・ビーイング)」として法的に再定義した点です。

これにより、動物への向き合い方が根本から変わることになります。



法律による具体的な変更点

新法では、虐待に対する罰則が大幅に強化されました。主な内容は以下の通りです。


  • 虐待による殺害: 6ヶ月から4年の禁錮刑を科す

  • 罰金の倍増: 最高で60,000ユーロ(日本円で約1,000万円以上)に引き上げ

  • SNS等での拡散: 虐待の様子を撮影しオンラインで共有した場合は、罰則が3分の1加算される

  • 子供の前での虐待: 情操教育への悪影響も考慮され、より厳しい処罰の対象となる

  • 不正な取引: 子犬の密売や闘犬などに対しても、厳格な刑罰と罰金が科される


処罰だけでなく「意識」を変える

この法律の目的は、単に虐待者を罰することだけではありません。社会全体で「動物を傷つけることは重大な犯罪である」という共通認識を持ち、本当の意味で動物たちを守る環境を整えることにあります。

特に、インターネット上での虐待動画の拡散に加重処罰を設けた点は、現代のデジタル社会に即した非常に重要な一歩だと言えるでしょう。


イタリアのこの決断は、動物愛護の先進的なロールモデルとなるはずです。日本でもペットとの共生が語られて久しいですが、こうした「法的な裏付け」があることで守られる命がたくさんあります。


「動物はモノではない」という考え方が、世界中で当たり前のスタンダードになっていくことを願わずにはいられません。




 
 
 

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