食生活の変革:なぜ「植物性中心(プラント・リッチ)」が地球を救う最大の鍵なのか?
地球温暖化を逆転させるための100の解決策を提示した『ドローダウン』。その中で、私たちが今日からでも取り組め、かつ絶大な効果を発揮する解決策の第4位にランクインしているのが「植物性食品を中心にした食生活(プラント・リッチ・ダイエット)」です。
なぜ、私たちの「皿の上」の選択が、これほどまでに地球の未来を左右するのでしょうか?今回は、畜産業が地球に与える影響と、食生活を変えることの真の価値について深掘りします。
1. 畜産業が地球に落とす「影」:温室効果ガスの巨大な排出源
多くの人が、温暖化の原因として真っ先に思い浮かべるのは「エネルギー」や「輸送」かもしれません。しかし、実は「畜産業」こそが、気候変動の主要な原因の一つです。
温室効果ガスの排出量: 控えめな推計でも、世界の温室効果ガス排出量の約15%、包括的な評価では50%以上が家畜の飼育に関わっているとされています。
強力なメタンガス: 牛などの反芻動物は、消化の過程で二酸化炭素の20倍以上の温室効果を持つ「メタン」を排出します。家畜の牛を一つの国だと仮定すれば、世界第3位の温室効果ガス排出国になる計算です。



