SDGsとは何のための目標なのでしょうか。
それは、自社企業の発展の為ではない。
それは、自社ブランドイメージの向上の為でもない。
それは、開発の為や人材確保の為ではない。
SDGsという言葉が一般的にも浸透してきました。 各企業もそれに伴い動き出しているのを感じます。
山梨県でも長野でもSDGs登録制度という物があり企業を募集しています。
弊社は、SDGsに対し慎重な姿勢で受け止めて参りました。
SDGsは社会に環境問題やジェンダー平等、教育システムや建築の在り方など様々な社会問題を浸透させるという意味では、解りやすいひとつの方法だと思います。
しかし、その内容に本当に世界を変える為には欠かせない問題解決目標(戦争の問題や、畜産の問題など)が欠けており、また取り組み方や利権問題に賛否両論があるのも実態です。
「SDGsとは何の為に誰のために行うのか」
未来エージェンシーは、SDGsに対して今一度立ち返って考えます。 そして当初から一貫して変わらぬ考えがあります。
「地球環境・生物を守る為にそれぞれがすぐに出来る事から取り組み、
その結果、自社および関連する個人・社会全体が持続可能となる未来にシフトさせる」
企業PRの為に行うようなグリーンウォッシュを堂々と公言し登録を募るようでは、 所詮田舎と言われるのも無理はないのです。
そして、それでは2030年には取り残される人々で溢れかえるでしょう。
まず急ぐことは、その認識と教育をメディアや各個人レベルで共有し合いリテラシーを高めることだと考えています。
未来エージェンシー株式会社 代表取締役 多田朱利
Comments