地球環境特集を定期的に発信している山梨日日新聞社ですが、今回号はこのような記事を横並べにしています。
・右は世界は脱炭素に向けて舵を切っている。
・左は日本は火力発電所を建設中。
とてもメッセージを感じます。

火力は天然ガスの2倍の二酸化炭素量排出であり、E3Gによるとスイス、スウェーデン、オーストリアなど10カ国ではすでに石炭火力から脱却。フランスは22年、英国は24年に全廃止決定。 それに対し日本は、「石炭の脱炭素技術の開発が課題」といいつつ、小泉進次郎環境相のお膝元に巨大火力発電所を建設中。 開発が課題、つまりはできていないしできるかもわからない状態。 こういった事実を見ると、日本人であることに恥じらいを感じます。 世界の先進国が脱炭素の動きが加速している中、国際社会で日本が孤立する可能性が非常に高い。 すでにSDGsの流れからも、そういった企業には風当たりが悪くなる社会になりつつあり、もはや取り組んでいかない企業には投資もされなくなり、消費者もついていかないという状況である中でのこういった日本の行動。 日本の技術力で、世界に向けて素晴らしい活躍を期待できる動きもある中、今なお進んでいる火力発電の建設がどうなっていくのか、今後も注目していきます。
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